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🎻 脱力の難しさについて

  • 執筆者の写真: A H
    A H
  • 9月30日
  • 読了時間: 2分

こんにちは♪

平山バイオリン教室の平山彩子です😊

今回のテーマ『脱力』について。

私自身も幼少期に1番苦労したといっても過言ではないと思います。

そんな『脱力』のポイントを私の視点から解説していきます!



バイオリンを始めると、先生からよく言われる言葉があります。

それは

「力を抜いて」

です。


でも実際にやってみると、

「どうやって抜けばいいの?」

「気づくと力が入ってしまう…」

という声がとても多いんです。

実はこの「脱力」、シンプルなようで一番難しい課題かもしれません…



どうして力が入ってしまうのか?


• 弓が落ちないようにしっかり持とうとする

• 音を大きく出そうとして腕や肩に力を入れてしまう

• 姿勢を保とうと首や背中が固まってしまう


実は「頑張ろう!」と思うほど、無意識に体に力が入ってしまうんですね。


力が入るとどうなる?


• 音が固くなる、響きが少なくなる

• 指や弓の動きがぎこちなくなる

• すぐに疲れて長く弾けない


つまり「頑張れば頑張るほど思うように弾けなくなる」…という逆効果が起きやすいんです。


脱力のヒント


完全に力を抜くのではなく、必要な力だけ残して余計な力を手放す ことがポイントです。


• 弾く前に腕をダランと下げ、手首や肩をゆらしてみる

• 弓を軽く持って「落ちそうで落ちない」感覚を探す

• 「肩を下げる」ではなく「肩を上げないように」意識する


こうした小さな練習を重ねると、少しずつ体が「楽な状態」を覚えていきます。


それでも改善しないときは…


下半身にあえて力をつかう。

→膝をかるく曲げてみる

→足の指を一度全部上げ、親指だけ下げた状態で弾く


肩甲骨をほぐす。

→弓を動かす右腕は肩甲骨から脱力して動かすのが重要。そもそも肩甲骨が固まっている場合は一向に改善しないケースも。

→YouTubeで肩甲骨剥がしのエクササイズをする


重心移動の練習をする

→ボウイングで力が入ってしまう人は足の左右に重心の移動を心がける。ダウン右、アップ左、のような感じ。



まとめ


「脱力の難しさ」は、誰もが通る自然な壁です。

一度にできなくても大丈夫。むしろ毎日の練習の中で少しずつ「余計な力を手放す感覚」を育てていくことが大切です。


力を抜くことができたとき、バイオリンの音は驚くほど自由に、よく響くようになりますよ。



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